※ 第三期生 活動中 ※
※第四期生は、4/4(土)から活動を開始します。












我が国の農業を取り巻く環境は、従事者の高齢化や担い手の不足により非常に厳しい状況が続いており、食料自給率も近年では横這いとなっていますが、カロリーベースで40%を下回っています。
和泉市においても、状況は同様で、農家数、耕作農地面積、農業生産額といった農業指標の多くは平成以降半減以下に低下しています。
農業や農地は食料生産は元より、地域を大雨などに起因する災害を防いだり、素晴らしい景観を生み出すなど、多様な機能を有しており、これを維持していくことの重要性は誰もが認識するところではないでしょうか。
そこで、この度、和泉市アグリセンターでは、和泉市で農業を始めたいという方、また市内の農業者であるけれど技術や知識の基本を身に付けたい方など、これからの和泉市農業を支える農業者を育成するための実践教室を開催することにいたしました。

普及指導員資格所有者の指導の下、土づくり、播種、除草、防除、追肥、収穫など、1年を通じた一連の農作業を実施します(土曜日の9時から約3時間、月2回程度)。
中小企業診断士、税理士、6次産業プランナーなど専門家による講義を実施します(適宜)。
農業関連データの活用等について講義を実施します(適宜)。
第四期生の実施要項
対象者
将来、和泉市内で新規就農(注1)を目指す意欲がある者、若しくは既就農者であるが新たに技術や知識を身に付けたい者で、
1年を通して研修の受講と栽培管理が行える者。尚、募集に際して面接を行う場合があります。
※ 指導は、農業普及指導員資格を持つベテラン農家の方が行います。
定員
15名
開催期間等
ア.期間:令和8年4月~令和9年3月末(12カ月間)
イ.初回:4/4 (土) 9:00~12:00 和泉市アグリセンターにて
ウ.頻度:2回/月 程度、土曜日 9:00~12:00(夏季は、8:00~)で実施 ※水やり等の日常管理は各自行って頂きます。
受講料等
ア.受講料:36,000円
イ.支払方法:開始月末までに一括支払(口座振込)
必要な物
種・苗、諸資材等の栽培に必要な物品はセンター側が提供するため、
生徒が用意するものは、平鍬と作業に適した服装・飲み物のみです。
場所
和泉市下宮町74番の2 和泉市アグリセンター 及び 隣接農地
その他
ア.研修修了者には修了証を交付することで農家資格の証明となり、アグリセンターが農地の借り受けや就農後の指導等の支援をします。
イ.研修の様子は画像や映像として記録し、Web等で公開することがあります。
ウ.生徒の自己都合により途中で退講した場合、受講料は返還しません。
エ.受講時や個人作業時にはセンターの駐車場が利用でき、センター休館日以外はトイレ、洗面所、更衣室が利用できます。
オ.行事保険に加入します。
(注1)大阪版認定農業者のことをいいます。
第四期 令和8年4月~令和9年3月末
夏野菜
冬野菜
6月
4月
5月
2026
2027
7月
8月
9月
10月
11月
2月
1月
3月
12月
第三期生 活動状況
4/5(土) 第三期生の活動開始です。全くの初心者を含む新たな15組で農業実践教室が始まりました。
初回は、開校式の後に最初の講義「土壌と肥料の基礎」を行い、作業現場の確認で終了です。
2回目の教室(4/19)では、実際に畑の作業として夏野菜の畝準備として、堆肥・肥料を撒いて耕運機を掛けました。
最後は慣れない鍬作業で整地して終了です。
日差しが強く暑い日になりましたが、夏になれば今日以上に厳しくなります。頑張ってもらいましょう。

5/3(土) GW中の祝日ですが、夏野菜の苗を定植しました。
対象となる野菜は、大玉トマト・ミニトマト・キュウリ・ピーマン・ナス・ズッキーニの6種類で、仮支柱を施し、根元にはもみ殻堆肥を撒いています。
(キュウリのみ、虫よけのキャップを使用。)
今後、生育状態に合わせて、枠やネットを設置します。
次の予定としては、別の畝も整備して、5/17にはトウモロコシなどの種を撒いて育てていきます。

5/17(土) が雨天で講義のみになった影響で、5/31(土)の作業は、先に定植したトマトやナス等に対する支柱設置と、トウモロコシ・オクラ・エダマメの種蒔きを合わせて行うことになりました。
支柱設置ではそれぞれで合計9本の杭打ちを行い、竹竿を横棒として括りつけた後、苗ごとに支柱を立てました(キュウリにはネットを設置)。
種蒔きでは、畝に種類により2条又は1条の筋を付けて種を撒き、水を撒いた後に桃殻堆肥を被せています。
予定より1時間程度超過しましたが夏野菜の準備はほぼ完了で、日常管理は必要ですが収穫を待つ状態になりました。

今年の夏は特に暑く、更にほぼ雨が降らない状態が続いたことにより、野菜の生育も例年に比べて良くなく、日常管理も大変でした。
収穫ができるのは嬉しいことですが、散水や草引き等の作業はさぼれない為、辛いものです。人によっては朝5時頃から作業に来られる方もいらっしゃいました。
(ほぼ毎朝給水タンクを満杯にする作業を行いました。)
それでも皆さんは暑さにめげず、8/16から秋冬野菜の栽培準備にかかっています。
9月に入れば種蒔き、苗植えを行う予定です。

暑い中で準備をした秋冬野菜用の2つの畝に対して、9/6 まず、片方の畝にニンジン・ダイコンの種を撒きました。暑くて乾燥気味の環境の中、ニンジンは今一つですがダイコンはしっかりと発芽しています。
もう一方の畝には元肥として配合肥料・化成肥料・発酵鶏糞を施肥した上で、9/20にキャベツ・白菜・ブロッコリー・カリフラワーの苗を定植しました。
これからの生育が楽しみです。
各自の畝には一部に空いた領域がありますが、今後、講師の方から色々な野菜の種や苗が提供される予定です。

11月も半ばを過ぎ、さすがに夏野菜(ナス・オクラ等)は実がならなくなってきましたが、白菜やキャベツ等の秋冬野菜は順調に成長しています。特に大根は家庭で食べきれないため、太りすぎないように葉の部分を切り取って生育具合を調整しています。
ブロッコリー・カリフラワーなどはまだまだこれからですが、人参は年内に収穫できそうです。
空いた畝には、各々でカブやホウレンソウ・水菜など植えて栽培を楽しまれています。
尚、今年も次期生の為の もみ殻たい肥 を仕込んでいます。

工事中

※ 講義時の資料や動画は逐次保管しています。必要な方はアグリセンターにお問合せ下さい。
補助教材:野菜毎の栽培手順資料
夏野菜栽培

畝の準備(施肥)

耕運

苗の定植後

杭打ち

支柱立て

種蒔き




秋冬野菜栽培

再耕運

種蒔き

不織布掛け(人参用)

元肥施用

苗の定植

秋冬野菜畝(右は大根)








第二期生 活動記録
4/6(土) 新たな15組の個人・グループが普及指導員資格を持つベテラン農家の指導の下、実践教室の活動を開始しました。
雨が多く畑の準備(整地)が遅れたため、初回は土壌や夏野菜に関する講義が中心となりました。
今後、月2回のペースで、座学での関連知識の講義や作業内容の説明の後、畑での実習を行っていきます。
当面の目標は、4月中に畝の整備を行って5月に夏野菜の植え付けを行うことです。

5月に入り、大玉トマト・プチトマト・きゅうり・ピーマン、そして、ナスの苗を添え木を付けて定植し、その後、成長に備えた柵やネットの設置を行いました。
また、空いた畝にはトウモロコシ・オクラ・枝豆の種を撒いて育てています。芽が出て少し大きくなるまでは、乾かないように水やりが欠かせないため、各自時間を見つけて作業に来られています。
今後、梅雨を乗り越えて収穫の時期が 来るのを楽しみにされています。

梅雨も明け、夏野菜はすくすくと成長し、収穫の時期を迎えました。特にキュウリ・ナス等はすぐに実が大きくなるため頻繁な収穫が必要で、数本の苗を植えただけですが一家族では食べきれない量がなっています。
ただ、早めに赤くなったトマトはカラスの餌食になってしまったため、トマト・トウモロコシについては防鳥網を設置して対策しました。
8月中頃からは冬野菜の準備が始まる為、生徒さんには暑さに負けずに頑張ってもらいます。

8月後半から秋冬野菜用に堆肥撒きと再耕運を行って2畝を再整備し、9月7日にニンジン・大根・ほうれん草・春菊の種蒔き、9月14日にキャベツ・白菜・ブロッコリー・カリフラワーの苗の定植を行いました。
9月になっても連日30度を超え、雨もほぼ降らない状況の中で、各自が朝夕に時間を取って 灌水作業を行っておられます。(センターで整備した3つのタンクの水を使用しますが、補充が間に合わない状況です。)
これから種・苗が根付くまでの間は特に水やりが必須になる為、しばらくは大変ですが、各野菜がどのように成長してくれるかが楽しみです。

9月に撒いた種・定植した苗が成長し、一部に病害虫の被害が出て慌てて消毒などをしたものの、順調に大きくなって一面に野菜が広がる状態になりました。
ニンジン・ブロッコリーなどはまだですが、白菜・大根等で大きくなったものはすでに収穫され、各家庭の食卓に上っています。
ようやく水撒き等の日常作業からはほぼ解放され、夏野菜の跡地に、各自で色々な野菜を育てておられます。
今後は実習を行えなかった野菜の育て方の講義や、もみ殻堆肥作りの実習を行っていくことになります。

実践期間も残り僅かな冬 の間ですが、秋冬野菜の収穫跡にもホウレンソウや二十日大根等を栽培される等、それぞれれが最後まで色々と工夫をされ、収穫以外の作業も行われました。
最終日(3/29)にも講義があり、その後に修了証書授与式です。全ての予定が終わったあとは、みんなで同じ弁当を食べて、各自でこの1年をふりかえおりました。
尚、本格的に農業に携わろうとする方は一期生よりも増えて、すでに農地を借りる段取りができた方も数名おられます。今後の活動が楽しみです。

※ 講義時の資料や動画は逐次保管しています。必要な方はアグリセンターにお問合せ下さい。
整地作業風景

この状態から開始

耕運機実習

夏野菜畝の整備

定植作業

植付後

全景
夏野菜栽培

トマト・きゅうり

茄子・ピーマン

トウモロコシ等

大玉トマト

オクラ

トウモロコシ
秋冬野菜栽培

種まき作業

苗植え作業

定植後

調薬講習

消毒作業

草引き・土寄せ作業

白菜

大根

キャベツ

ブロッコリー

カリフラワー

カブ
もみ殻堆肥作り

材料

作業中

完了
第一期生 活動記録
ほぼ農業初心者ばかりの15組の個人・グループが、普及指導員資格を持つベテラン農家の指導の下、畑の整地から始めて、各種の農作物の栽培に取り組んでいます。
教室は2回/月のペースで、座学での関連知識の講義や作業内容の説明の後、畑での実習を行いますが、日々の収穫や除草・灌水の作業を各個人の判断で行うことで、維持管理についても実践しています(各組3畝を担当)。
これまで、春野菜では、エンドウ・ジャガイモ・玉葱を、夏野菜では、トマト・キュウリ・ピーマン・なすびに加え、トウモロコシやオクラなども栽培しています。
作業は大変な部分もありますが、収穫時には農作物を抱えられて満足感を得られる方が多いです。
8月中旬からは冬野菜の準備として、再度畝を立て直すために耕運機の実習も行い、以下のもの栽培しています。
・種からの栽培
ダイコン・ニンジン
・苗からの栽培
キャベツ・ハクサイ・ブロッコリー・カリフラワー等
気温が30℃を超える暑い中での作業でしたが、何とか無事に乗り切りました。
冬野菜の栽培は、天候が良かったことと肥料が効いたのか各野菜とも丸々と太り(太り過ぎも発生)収穫して食べるのも大変です。一部のミニトマトは12月中旬まで赤い実がなっていました(驚きです)。
第一期生の活動期間も残り少なくなってきましたが、それぞれが次の段階に向けて進んでいます。個人的に農地を借りる算段をして完全就農を目指す方や、共同で農地を借りて今後も農業に携わっていく方々もいます。
二期生の方の道筋を作る意味でも最後まで色々な活動を行っていきます。
2024年3月23日 1年半にわたる1期生の活動の締めくくりとして、修了証書の授与式と懇親会が行われました。
各人の感想として、「暑さの中での厳しい作業があったにもかかわらず楽しかった」や「農業に関する意識が変化した」との声が聞かれました。
尚、修了証書は、農地を借りる場合などに農業経験を証明する資料として利用することができます。




整地作業風景

畝立て

ネット張り・藁掛け

ジャガイモ植付
夏野菜栽培



大玉トマト

ミニトマト

茄子
※収穫が遅れると、普段見かけない巨大野菜を目にすることもできます。

巨大キュウリ

巨大オクラ
冬野菜栽培

耕運機実習

種蒔き指導

ダイコン・ニンジン(奥)

各種の苗植え後

成長期

だいこん

はくさい

ブロッコリー

カリフラワー
